バレトンは、バレエやヨガの動きを取り入れたエクササイズです。
音楽にあわせて、インストラクターの指示でバレエに似た動作や、ヨガのポーズを行います。
スポーツジムのスタジオなどで複数の人たちが集まって行う「グループレッスン」の一つになります。
バレトン(Balletone)の「バレ」はバレエから来ています。
裸足でやる
バレトンの一般的なコースである「ソール・シンセシス」は裸足でやります。バレエのような専用シューズを用意する必要もありません。運動靴をはく必要もないので、気楽にできます。
大量に汗が出る
バレトンは大量に汗が出るエクササイズとして有名です。体の内側をコア筋肉を刺激するため、内側からの脂肪燃焼効果が期待できます。
ニューヨーク発祥。日本でブレーク
バレトンは、「ニューヨーク生まれ」とされています。実際、ニューヨークのバレエダンサー、シャノン・フェイブルによって作られました。
ただ、アメリカでは実践している人はそれほど多くはいないようです。むしろ日本における知名度のほうが高いでしょう。
NASが最初
日本では2007年に始まりました。大手スポーツジムのNASが最初にバレトンを正式レッスンとして採用しました。
ルネサンスやライフ、ジェクサーも導入
その後、ルネサンスが全国の店舗での導入を決めたほか、大阪のライフやJR東日本系のジェクサー、イオンスポーツも取り入れました。
講習
バレトン・インストラクターになるには、各地のスポーツジムやダンススタジオを借りて行われる「養成コース」を受講する必要があります。この講習は通常は3日間、合計18時間かけて行われます。実技と理論を学びます。
試験
養成コースの最終日に試験があります。試験は、実技と筆記です。合格すると認定証がもらえます。
不合格でも再試験がある!
養成コースで行われる試験に不合格になっても、後日、再試験を受けることができます。再試験料は、1万5000円+消費税です。すなわち、1万6200円です。
費用・料金(受講料)
養成コースの費用・料金(受講料)は、8万円+消費税です。すなわち、8万6400円です。これには、試験の受験料やテキスト代が含まれます。
資格の維持費(年会費)は年間1万円
バレトンの資格を維持するためには、年間1万円の費用がかかります。「年会費」と呼ばれています。
会場とスケジュール
養成コースの会場は、その年によって異なります。東京以外でも、いろいろな地方都市でやっています。開催時期・頻度もランダムです。バレトンの公式ホームページにある「養成コースのスケジュール一覧」をご覧ください。(http://www.balletone.net/schedule.php)
資格の種類
バレトンには、3つの種類があります。そのうち、日本で資格制度があるのは「ソール・シンセシス」と「スタンディング・フロー」の2つです。日本で最も普及しているのは、圧倒的にソール・シンセシスです。ルネサンス
まとめ
以下、資格の概要をまとめました。
<イントラ資格の種類と取り方>
種類 |
ソール・シンセシス |
スタンディング・フロー |
センター・ムーブス |
内容 |
バレエ、ヨガ、筋トレで構成。実施されているレッスンの数が多い。 |
バレエの動きが中心(ただし、ダンサーの経験がなくても指導は可能) |
スタンディング・フローの上級版。本格的なダンスプログラム |
資格制度 |
あり |
あり |
日本にはまだない |
資格取得の方法・条件 |
養成コースを受講し、最終日の試験に合格 |
養成コースを受講し、最終日の試験に合格 |
― |
養成コースの長さ |
18時間(3日間) |
18時間(3日間) |
― |
試験の内容 |
実技・筆記 |
実技・筆記 |
― |
養成コース受講料 |
8万6400円(税込) |
8万6400円(税込) |
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資格の維持費 |
年間1万円 |
年間1万円 |
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